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初めてのカヤック。手描きの地図を渡されて「いってらっしゃい」二人で困惑でした。とにかく漕ぎ出てみるか。。。と。。あいにくの干潮でこうして延々と水の中に降りてカヤックを引っ張るはめに。
やっと水深のある流れに辿り着き、遡る河口の方へパドリング。おおー、楽しいゾー。
。。。と。河口に入ったとたん、また『ひっぱる』はめに。。。カヤックの旅というよりも、完全に『困難な冒険の旅』となってしまっている。
天気もいい南海西表島の原野。人どころか人工物は一切目にしません。河床には小さな蟹やハゼの大群が。
写真の水際には真直ぐ歩く珍しい蟹がワンサカといるんです。踏まないように気をつけるのが大変でした。
とうとう、河床のほとんどが干上がってしまいました。漕げませんが、これはこれで結構楽しい探検隊です。
やっと、水深のある流れに辿り着き、マングローブの密林を見ながら河を遡って行きます。すごく二人だけの奥地へ入っていく探検隊の雰囲気です。
狭い水路へ入っていけるところが今回の河の醍醐味ですが、あまり深入りすると出口がわからなくなってしまうような迷路になっています。入り口はこれくらい明るくてそんなに恐くはありません。
これぞ!西表島のマングローブ・ジャングルです。カヤックで静かに進み入ります。あまりの静けさに少し恐いぐらいです。本当に、もの影や水中から突然怪物が現れるような映画そのものでした。
奥へ入ってくると水路も狭くなり薄暗くなってきて、なかなかの迫力です。そろそろ奥へ進むのが恐くなってきて写真の顔がこわばっています。もう戻りましょう。
広い川辺に戻って上陸して休憩です。よく見ると、水辺には本当に豊かな生き物達が暮らしています。
遡ってきたので帰りは「下り」で楽に帰ることができると思っていましたが、大自然を甘く見ては行けませんね。河筋の谷間を吹き上がってくる風で、完全に向い風。漕いでも漕いでもなかなか進みません。必死でした。辺りには人間の気配の全く無い原野です。ココで何かあったら、と思うと恐いですが、あまり考える余裕もなく漕ぎまくっていました。出艇した港に着いて二人ともヘトヘトでした。
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