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by tetsuyak

2002年8月10日(土)〜13日(火)
遠征
対馬浅茅湾キャンプツーリング
マピオン地図: 対馬 浅茅湾(あそうわん)

ついにカヤッカー憧れの地でもあり,ワイフの生まれ故郷でもある「対馬」へ行ってきました。ずーっと天気が良くなかったのですが,自分達だけでこの遠征をやり遂げました。対馬の海は素晴しい風景でした。。。

[小さい画像はクリックして拡大表示できます]

対馬ツーリング パノラマ写真 まずは対馬を感じてください!
烏帽子岳展望台で浅茅湾の見事なリアス式海岸をグルっと一望に。

■■■ツーリングルートはこちら■■■  ◎文中の【番号】はルートマップの地点を表しています。

2002年8月11日<第2日目>

朝起きてみると,低い雲が空一面に。朝食を取り,出発準備に掛かります。

必要な荷物を用意して,カヤックの準備もします。浅茅ベイパークのカヌー乗り場の桟橋から出発します。既にポツポツと雨が降り始めてきています。

今回は浅茅ベイパークをベ−スキャンプにして,夕方には戻ってくるパターンなので,昼食などの必要な荷物だけもまとめてカヤックで持っていきます。この方法は荷が重くないので楽なのですが,必ず帰ってこなくてはなりませんから,コースなどの計画が大切です。ということは,あまり無理ができなくなり行動範囲が限られてしまいます。
 

ほぼ荷物の準備が出来ました。幸いなことに風はほとんど無いようですので,雨が降っても,危険では無いでしょう。
今日のコースは,浅茅湾内のブラブラツーリングです。初めてですので,様子見にもなります。事前に海図で見ておいた細い水路でBC(ベースキャンプ)北側の海域へ行ってみる計画です。ルートマップ
 

さあ,パドリング・スタートです。右の写真は漕ぎ出ていく後ろを振り向いてみたベ−スキャンプです。小さくカヌ−小屋が見えています。見ての通り雨が降ってきました。風はほとんどありません。
 

左【024】さあ浅茅湾へ出てきました。のっけから地図を見てコンパスを睨んでいても,どの入江に入っていけば北側の湾に出られるのか,見分けがつかなくて少し困りました。どこを向いても,写真のような地形で本当に地形図を読み込まないと難しいです。コンパスが頼りです。
右【025】しばらくすると漁船が出入りしていく入江がおそらく目指す水路だということに気づきました。漕ぎ入っていきます。
 

 

右【027】この水路は,広いところでも30mぐらいしかないでしょうか。北側に出る唯一の近道ですから漁船も行き来するわけです。
 

左【028】パールブリッジが見えてきました。これでこの水路がルートに間違いないことが確信できました。
右【029】目の前に広々とした浅茅湾が広がりました。ついに北側の湾内に抜け出ました。
 

左【030】赤崎まで漕ぎ出てきました。遠くには見事な小島や入江の連なるリアス式海岸が広がっていて素晴しい光景です。雨なのが残念ですが,それはそれでまた幻想的です。
右【031】風はほとんど無いので湾内を横切って,入り組んだ地形の方へ向かいます。向うに変わった形の浅茅山(187m)が見えます。
 

早速,深浦と言う名前の通りの入江に漕ぎ入ってみました。この入江の一番奥は「小船越」という地名で,外洋側の湾まで500mぐらいしかありません。
右【033】入江の奥まで入ってくると本当に静かです。
 

その辺をブラブラ漕いでいますが,本当に風景に変化がなく,地図でこまめに居場所をチェックしていないと,どの入江に入るのかがわからなくなってしまいそうです。実際に何回かわからなくなってしまいました。
 

そうしているうちに,少し雨が激しくなってきました。波が全く無い静かな入江ですから雨音が響きます。
右【037】今度は細長い入江に入ってみました。
 

気の生い茂った入江の地は,海と言うよりは湖でした。
右【039】細長い入江の一番奥まで入ってくると,ジャングルのようです。
 

雨が止むと,水面は鏡のように。ここから,また入り組んだ地形を漕ぎ進んで行きます。
右【041】そろそろお昼休みのために上陸地点を探します。右の写真のような地形が続いて,上陸して休憩するのに良さそうな場所がなかなか見つかりませんでした。
 

やっと上がれそうな場所にカヤックをつけました。
中【043】さいわい雨が止んでいて少し陽も射してきてグッドです。。。が,しかし。なんとガスバーナーをBCに忘れてきてしまいました。大失敗です。暖かいお茶も入れられなくて苦笑い。持ってきた食料も役に立ちません。パンとビスケットなどの行動食形式になってしまいました。私は身体をあたためるためにラム酒を。(呑みたいだけ?)
 

さて,お昼の休憩から出発です。ブラブラ様子を見ながらBCへ戻っていくことにします。
右【046】帰りは入江沿いに行くのではなくて,湾の真ん中を島々を巡りながら渡っていくことにしました。
 

相変わらず雲は多いのですが,雲の切れ間は明るい陽が見えてきました。
風も波もないので,二人ともリラックスで漕いでいきます。ワイフもリラックスして楽しんでいるようです。
 

水上でのんびり休憩です。少し陽が射して暑くなってきました。
右【050】のんびりカヤックをプカプカ浮かべていても気持ち良い昼下がりです。真夏のカンカン照りの快晴だったら暑くて耐えられないかもしれません。その意味ではこの天候も良かったのかもしれません。
 

左【051】また水路の入り口に戻ってきました。実は,行きにこの水路の入り口の真珠養殖小屋の特徴を覚えておいたおかげで,遠くからでも水路の侵入口がすぐ見つかりました。それを覚えておかなかったら,この水路の入り口は漁船の出入りがないと地図とコンパスだけでは非常に見つけにくい感じです。
湾内には右の写真のように真珠養殖のブイやイカダが至る所にあります。
 

水路に入って少し行くとパールブリッジが見えてきます。
 

右【056】このパールブリッジの真下で声を出すと,橋桁のアーチで響いて,反響します。
 

狭い水路を行きながら,岸を見ると地層が幾重にも重なったところが至る所に見られます。この地層を見る限り,遠浅のところでゆっくり細かい土が堆積した海底が隆起してできた地層です。この見事なリアス式の浅茅湾を持つ対馬がどのようにして形作られたか興味が出てきました。
水路を出て,BCのある南側の湾に出てきました。時間は午後4時ですので,もう少しブラブラしてみることにしました。時間的には干潮を過ぎる頃で,浅茅湾と外洋を繋いでいる『万関瀬戸』の潮流を見に行くことにしました。今なら外洋から潮が流れ込んできている時間なので湾内から行けば,戻される方向ですので安全でしょう。
 

左【059】漕いでいくとこの地点に灯台がありました。地形図を見ても載っていません。最初は地図を読み間違えたのかと思いました。海図の方を見るとこの灯台も載っていて安心です。
右の写真は見えてきた『万関橋』です。この狭い水路は聞いていた通り川のように『流れて』いました。
 

上【061】このスゴイ流れに向かって漕いで行ってみます。少しは遡れるかと思いましたが,流れが早いせいで,パドルを水中に入れて漕いでも水をパドルで捕らえて後ろに押す感じが全く無くてスカスカです。結局すぐに流れに戻されて川下りになってしまいました。
左の写真のように水がグルグル渦巻いていました。こんな潮流は二人とも初めてなので少し興奮していました。
 

さて,BCへ戻っていきます。真珠養殖のブイは何だか競技のコースのようです。どうしてもこのブイ群を完璧に避けて進むことは難しいです。
 

BCへ戻ってみると潮がひいてしまって桟橋は使用不能に。脇の浜へ上がりました。
 

初めての対馬の海。雨でしたが風波がなくて,リラックスして楽しめました。まずまずの成功です。
明日は,予定通り,今回の目的でもある和多都美神社へカヤックで詣でるコースです。風さえなければ何とかなりそうです。

帰ってきてから,夕食でお腹いっぱいになると,すぐ眠くなりました。この晩も雨でした。明日は晴れてほしいものですが,天気予報では前線の停滞で雨模様のようです。
 

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