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by tetsuyak

2002年9月22日(日)〜23日(月)
G-style2002 グーリンランドスタイル・パドリングレクチャー!(千葉県富津岬)
マピオン地図

Greenland Kayaking Championshipチャンピオンのマリギアック・パディラ氏,米国でシンポジウムを展開しているグレッグ・ステイマー氏がパワフルな千葉県のカヤッカー「Greenlanders」の誘いで来日しました。グリーンランドスタイルのパドリングのレクチャーを受けられる日本では初めての本格的なイベントになりました

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第1日目!

待ちに待ったエスキモーロールのチャンピオンマリギヤック氏に会えるイベントです。(正直,会えるだけでもイイと思っていました)と,何とワイフはお金ももう払っているのに熱を出して行けなくなってしまいました。急きょ,私は一人で,川崎から海ホタルを通って富津岬へ向かいました。たった1時間半しか掛かりませんでした。以外と近いんです。会場へ着いてみると,スゴイ北風で富津岬の会場は北向きの浜で強風が吹き付けていました。受付を済まして,さあイベントの始まりです。最初は近くのジャンボプールに移動して,早速,エスキモーロールなどのデモンストレーションです。
 

参加者の皆はマリギヤックに興味津々です。左の写真は,マリギヤックがデモンストレーションに使ったグリーンランドタイプのスキンカヤックです。このスキンカヤックは,千葉の人達が作ったものですが,マリギヤックが非常に良く出来ていると誉めていました。右の写真のスーツは『チュイリック』というものだそうで,頭からかぶるネオプレ−ン製のドライトップで,裾をそのままカヤックのコーミングに固定して使います。参加者の皆が,コレイイナアと見ていました。たぶん房州の方々の誰かが,もうそろそろ注文して作っていそうですねえ。
 

同じプールで房州のまんぞうさんが嬉しそうにスキンカヤックに乗っています。右の写真は,デモンストレーションの準備をするマリギヤック氏。まだ二十歳そこそこの悪戯っぽい眼差しがカワイイ(と皆が言っていた)青年でした。
 

右の写真は,もう一人のゲストであるグレッグさんです。いかにもナイスガイのアメリカンって感じなんですが,何故かグリーンランドスタイル・カヤックのマニアなんですね。右でマイクを持っていらっしゃるのは今回のイベントの仕掛人「Greenlanders」のメンバー伊東さんです。掲示板などでは前から知り合っていたのですが今回初めてお会いしました。
 

みんなマリギアック君の一挙一動に注目です。さすがにカヤックを担ぐ姿にもグリーンランドの雰囲気が漂っています?!
 

カヤックを水面に降ろす動作にも美しさが。。。ちょっとミーハーな見方になってます。
 

シーアフェアーズの白洲さんが通訳で大活躍でした。私もグレッグさんとマリギヤック君のコーチングの時には白洲さんの通訳があってこそ,でした。お世話になりました。右の写真のように,岩場からカヤックに乗り込む時には,パドルをカヤックに直角に固定しておいて,バランスを取りながら乗るそうです。
 

周りでは参加者が注目です。25人ぐらいの参加でしょうか。
 

チュイリックを頭まで被って準備完了です。
 

さあ,パドリングです。フォーワードストロークは『グイッ,グイッ』と押し手にリズムがありました。
 

一番最初は基本中の基本『グリーンランドスタイル・スカーリング・ブレイス』です。何の力も入らないぐらいに悠々とスカーリングして水面に顔を出しています。素晴しい。完璧です。

かなり重いのですが,彼のロールの雰囲気がわかる[ロールのムービー]はこちらです。(1.3MBあります。)
 

左の写真は,上のスカーリングブレイスをうつむいてやるタイプです。そのまま大きくスカーリングして後ろに身体を反らせて起き上がります。
 


 美しーい伸びやかなフォーム。
片手でパドルを持って大きくゆっくりとスィープするだけで,簡単に水中から上がって来ちゃいます。
 

次から次へとエスキモーロールの型が披露されて行きます。これは背中に立てて固定したパドルを,身体ごと大きくスイープさせて,そのまま起き上がります。
 

お次は,パドルをクロスハンドで持ったまま,ロールして上がります。
 

左は,パドルをデッキ上につけたまま,小刻みにスカーリングして,そのまま上がってくるロールです。右の写真は,パドルをカヤックの下側をくぐらせて持ったままロールです。
 

左の写真は,ハープーン(投げ槍)用の板を使ったハンドロールの用なロールです。
そして何やらショーのようなノリになってきたような。。。花火の登場です。マリギヤック君は火のついた花火を片手で持ったまま,ひっくり返り,
 

花火が消えないように手を水面に延ばしたまま,カヤックをぐるりとまわし,反対側から出したもう一方の手に花火を持ち替えてから,ハンドロールで起き上がっちゃいました。観客からは拍手喝采。ショーですネ!
 

片手をデッキに固定したままのハンドロール!

(スキンカヤックのハルは美しいですね〜。)
 

左の写真は,手を握ってグーのままでのハンドロール。

右の写真は,狩りでアザラシなどを捕まえて,手で持っている時のハンドロールをやろうとしています。マリギヤック君は,デモ用の石を見て『もっと重いものはないか』と言っていました。
 

重い獲物を握ったままでのハンドロール成功です。
 

パドルも手も何も使わなくても,身体を柔らかくして,下半身でカヤックコントロールをすると浮いてきちゃうんですねー。着ているチュイリックにかなりの浮力があることも効いているようでした。
 

グリーンランドのパドリング・コンテストには,このようにカヤックをひっくり返したままパドリングで何メートル進むかを競う種目があるそうです。
 

これはデモンストレーションですね。あのグラグラのスキンカヤックの上で腕立て伏せです。パドルを1本突き出しただけで,バランスをとることが可能です。
 

こうやって立ったりもできるんです。

その後は一回水に入ってしまってからの『リエントリーロール』です。よくもまあ,あんなに狭いコックピットのスキンカヤックでリエントリーできるモンですネー。
 

リエントリーロールには成功しましたが,さすがに「隔壁」のないスキンカヤックです。大量に水が入っていて『潜水艦』状態です。
 

『潜水艦』状態でも漕いでいきます。これには参加者全員が大爆笑でした。

そしてサッと水から上がってカヤックを頭に被って,スタスタと歩いて行ってしまいます。この姿はカワイイっ!(私はこの時点でかなり感動していました。)
 

このあとフォーワードストロークなどの基本の説明がありました。私は今回初めてグリーンランドスタイルのパドルを使うので,その基本の型の説明が非常に参考になりました。

押し手側でグイッ,グイッとリズムをとって押さえるような感じでした。
よくわかる[連続写真]をご覧ください。
 

グレッグさんが,質問に答えて説明をしてくれています。左の写真は,漕ぐ時に足の裏で「蹴る」ような動作でカヤックコントロールをするのか,という質問に対して,どちらかというと太ももでサイブレイスを押さえるようなことが大切だと言っていました。スキンカヤックのカヤックコントロールはサイブレイスが基本みたいです。
 

この後はアトラクションで,ハープーン(と呼んでいました)つまり,カヤックから獲物を狙う投げ槍です。この槍投げにはかなりコツがいるらしいです。
 

槍を持つ反対の手でパドルを水平に持ち,バランスをとっているのがわかります。

さてさて,ここで午前中のデモンストレーションは終了です。
 

岬荘(今回の宿泊所)の屋内に移動して,パドル制作のお話です。左は塩島さん,右は高坂さんです。お二人ともご自分の考えを形にしたグリーンランド・パドルを製作しておられます。

私は, 塩島パドルを購入 していました。ただし一度も使ったことはありませんでした。
 

お昼まで少し時間があったので,飛び入りでまんぞうさんのカヤックづくりのお話が聞けました。つまらない会議中にスキンカヤックのスケッチを落書きしたりするお話は,とても楽しい。。。お話ぶりからも楽しい方だなあと思いました。(スミマセン,お話の内容はいたって真面目なお話でした。)
 

このあと,昼食の休憩を挟んで,午後はプールで実技講習でした。富津の海は強風でした。
な,なんと!
1人づつマリギアックに教えてもらっちゃいました!
嬉しい!感激!

しかも白洲さんに通訳してもらいながら,見よう見まねでやってみたら,ちゃんと出来ました。マリギヤック,感謝です。残念ながら,この午後は必死だったため写真がありません。2日目に教えてもらった写真がありますので,そちらをご覧ください。

実技講習の後,夕方には『ロープジムナスティック』のデモンストレーションがありました。カヤックコントロールのためのバランス感覚や,筋力トレーニングにもなるものらしいです。マリギヤックのデモは,まるで中国雑技団でした。クルクル廻っていました。
左の写真の技を,後で一人づつチャレンジしてみましたが,1人だけしか出来ていませんでした。私なんか逆さになることすら全く出来ませんでした。
 

楽しく驚愕の1日目が終わりました。
夕食は宿泊所でバーベキューです。あいにく雨の中で屋根付きの場所でぎゅう詰めになりながら,楽しい宴会が始まりました。マリギヤックとグレッグさんにいろんな質問をしたり。。。豪快なバーベキューでした。みんなが好き勝手にマリギヤックとグレッグさんのTシャツにマジックで落書きをしていったのも可笑しかったです。マリギヤックもとっても楽しそうでニコニコしていました。

素晴しい体験ができたイベント1日目でした。私は感激でほろ酔い気分。。。最高です。

 

2日目へ続く(レクチャ&ショートツーリング)  戻る


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